1: なんかれ 2020/06/30(火) 18:02:48.13 ID:g7c2BRgZ9
新型コロナウイルスによる感染症COVID-19のアウトブレイク(大流行)が始まってから約6カ月が経過した。しかし世界保健機関(WHO)は29日、世界的な感染は加速しており、最悪の事態がこれから起きる可能性があると警告した。

WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、各国政府が適切な政策の実施を始めなければ、もっと多くの人が感染するだろうと述べた。

テドロス氏は、自分からのメッセージは「検査、追跡、隔離」のまま変わっていないと述べた。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、昨年に中国・湖北省武漢でCOVID-19が発生して以降、世界中で1000万人以上の感染が確認されている(日本時間30日午後1時時点)。

世界の死者数は50万人を超えている。その半数はアメリカと欧州で確認されてきたが、最近はアメリカ大陸で急速に増加している。

新型ウイルスは南アジアやアフリカにも影響を及ぼしており、これらの地域では7月末まで感染のピークはやってこないと予想されている。

「終息に近づいてさえいない」
テドロス事務局長は29日のオンラインでのブリーフィングで、「我々は全員、この状況が終わることを望んでいる。我々は全員、くじけずに生きていきたいと思っている。しかし現実は厳しく、この状況は終息に近づいてさえいない」と述べた。

「多くの国である程度の進展があったが、世界的にはパンデミック(世界的流行)が加速している」

「今や約1000万人が感染し、約50万人が死亡している。国の結束のなさや世界的連帯の欠如、世界の分断といった、新型ウイルスの拡大の一因になっている、WHOで既に特定している問題に我々が対処しない限り(中略)最悪の事態がこれから訪れることになる」

「残念ながら、このような環境と状況から、我々は最悪の事態を恐れている」

テドロス氏はまた、厳格な検査や追跡を含む政策を通じてアウトブレイクを食い止めたドイツや韓国、日本の例に、より多くの政府が習うよう求めた。

最も甚大な影響を受けている国は
米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、アメリカではこれまでに259万人以上の感染と、約12万6000人の死亡が確認されている(日本時間30日午後1時時点)。感染者数、死者数共に、世界最多となっている。

ここ数週間でロックダウン(都市封鎖)が緩和された複数の州、特に南部の州では新規感染者数が急増している。

感染者の急増を受け、テキサスやフロリダなど複数の州が再び経済活動を厳しく制限することとなった。

世界で2番目に感染者が多いのはブラジルで、これまでに136万人以上が感染している。死者数は5万8000人を超えている。

感染者の急増を受けて、29日に首都ブラジリアに非常事態宣言が出された。ブラジル国内のほとんどの知事や市長と同様に、ブラジリアも社会的距離措置を今月上旬に緩和したほか、店舗の営業再開も認めていた。

西欧で最も死者数が多いイギリスでは、レスターの市長がバーやレストランについて、感染者が急増しているためさらに2週間閉鎖を続ける可能性があると述べた。

イングランドのほかの地域では今週末にもバーやレストラン、美容院、ホテルの再開が認められ、規制が緩和される予定。

3時間前
https://www.bbc.com/japanese/53230702
no title

【新型ウイルス、「最悪はこれから」 WHOが警告】の続きを読む