1: なんかれ 2020/09/10(木) 15:19:18.26 ID:CAP_USER
放射性廃棄物でつくる人工ダイヤモンドが、“数千年もつ電池”になる:革新的な技術への高まる期待と現実

 小型のドローンが2018年の夏、ストロンボリ島の火山の頂上付近に小さな“荷物”を落とした。
 シチリア島の北の沖合にあるこの島は火山島として知られており、過去100年にわたり噴火を繰り返している。

 地質学者にとっては魅力的な研究対象だが、人間が火口付近でデータを収集することは危険だ。
 このためブリストル大学の研究チームは、火山活動を見守るためにセンサーを搭載した自動計測装置を使うことにした。
 この“ロボット火山学者”をドローンで山頂まで運び、次の噴火で破壊されるまで地震などを観測しようというのだ。

 センサーを備えた装置はソフトボールほどの大きさで、チョコレートのかけら程度のサイズの原子力電池で動作する。
 「ドラゴンエッグ」と呼ばれるこの装置を使えば、噴火口のような危険な場所でも自然現象を観察できるわけだ。

■数千年もつダイヤモンド電池
 ブリストル大学教授で材料工学の専門家であるトム・スコットにとって、ストロンボリの火山は最初の挑戦となる。

 スコットは数年前から、仲間の研究者たちとドラゴンエッグの原子力電池の開発に取り組んできた。
 化学反応によって電気をつくる化学電池とは異なり、スコットたちの電池は放射能を帯びた人工ダイヤモンドから放出される高速の電子を電力に変換する。
 このため電池の寿命は数千年で、充電も交換も必要ない。

 スコットとブリストル大学の化学者ニール・フォックスは20年8月、ダイヤモンド電池の商用化に向けてArkenlightという会社を立ち上げた。
 爪くらいの大きさしかない電池はまだ試作段階だが、既存の原子力電池と比べて効率がよく、電力密度も高い。

 スコットたちは電池の設計が決まり次第、量産に向けた生産設備を建設する予定だ。
 そして24年の市販化を目指している。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

WIRED.jp 9/10(木) 12:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f0af33d4a22dc2d9b484f2d55e2559358b27122

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